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2014年1月11日土曜日

石田が藤本に挑戦アピール、ヘビー級査定スパー

 11日後楽園ホールで行われた角海老宝石ジムの興行で、ヘビー級転向を目指すミドル級トップボクサーの石田順裕(グリーンツダ)がヘビー級の大和藤中(金子)と3分3ラウンドのスパーリングを行った。

石田がヘビー級王者に挑戦アピール(ボクシングニュース)

査定スパーを行った石田(右)

 石田は先月、ヘビー級転向をランキング委員会に申請したが、同委員会が4階級アップに難色を示したことから、今回の査定スパーリングが実施された。

マイクを握った石田

 ウエートトレーニングで91.6キロの体を作ったという石田だが、114.5キロある大和に比べるとやはり細いという印象は否めなかった。スパーは初回、石田が大和の強烈な左フックを浴びて一瞬ヒヤリとしたが、ミドル級で世界の舞台に2度立った石田は苦笑いを浮かべてここからペースアップ。あとは持ち前のテクニックとスピードを披露して大和に小気味よくクリーンヒットを打ち込んだ。

 スパーを終えた石田はリング上から「もしヘビー級ランキングに入れれば、藤本選手に挑戦したい」とリングサイドにいるチャンピオンに挑戦をアピール。石田のヘビー級ランキング入りは、今月下旬に開かれるランキング委員会で話し合われる予定。「まだ動きが悪く、スタミナにも問題があった」とは本人の弁だが、ランク入りが決まれば4月30日に予定されている藤本のV2戦の挑戦者に選ばれる見込みだ。

小國(左)はタフな相手を粘り強く仕留めた

◇56.7kg10回戦
小國以載(角海老宝石)[8回1分20秒TKO]藤本悠起(三津山)
 元東洋太平洋S・バンタム級王者小國の再起第2戦。小國はガッチリとガードを固める藤本を左右のボディ攻撃で少しずつ崩しにかかった。中盤からは顔面にもパンチをヒットし始め、8回に小國が右を打ち込んだところで主審が割って入った。

久保(左)と佐藤の熱戦はドロー

◇バンタム級8回戦
久保賢司(角海老宝石)[引き分け1-1(77-75、76-77、76-76)]佐藤鋼太(協栄)
 元キックボクシング王者の久保に対し、佐藤はジャブで先制。久保は2回からボディブローを軸に佐藤に迫った。中盤からは激しい打撃戦。佐藤が左フック、右クロスをヒットさせ、久保は気迫を前面に出して手数で対抗した。両者譲らずドロー。

◇51.5kg8回戦
阪下優友(角海老宝石)[2回2分1秒TKO]ペッエーク・シットゴーポンガーンピム(タイ)
 ペッエークはいいジャブを披露したが開始30秒まで。そのあとは日本フライ級12位の阪下が一方的に攻め立て、2回に右カウンター、左ボディブローで2度のダウンを奪って試合を終わらせた。

◇バンタム級8回戦
鈴木悠介(八王子中屋)[3回2分40秒KO]石川貴章(角海老宝石)
 アマチュア国体3位のキャリアを持つサウスポー鈴木が初回、左で元ランカーの石川からダウンを奪った。石川は2回にプレスを強めて反撃したが3回に左カウンターを食らってバッタリ。立ち上がったが足元が定まらず、10カウントが数えられた。