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2014年1月17日金曜日

大平が新王者に、日本ミニマム級決定戦

 前チャンピオン原隆二(大橋)の王座返上に伴う日本ミニマム級王座決定戦が17日、後楽園ホールで行われ、同級1位の大平剛(花形)が2位の多打魔炸獅(TI山形)を3-0判定で下し新王者に輝いた。スコアは2者が98-92、残りが99-92。試合は日本タイトルマッチとして初めてオープンスコアリングシステムが採用された。

大平が新王者に、日本ミニマム級(ボクシングニュース)

多打(奥)に左を決める大平

 サウスポーの大平は目まぐるしくポジションを変え、先手、先手でパンチをまとめるボクシング。パンチ力で勝る多打は大平の動きに翻弄され、まったく自分のボクシングができない。2回に左フックをヒットさせて一瞬会場を沸かせたが、見せ場はこれくらい。5回を終わっての公開採点は48-47、49-46、50-45で3者とも大平を支持した。

 劣勢の多打は何とか巻き返そうとするのだが、的が絞れないからか、追い足も手数も一向に上がらない。一方の大平の足は終盤に入っても衰えなかった。8回には左ストレートを立て続けにクリーンヒットさせるなど、軽打ながらカウンターを機能させた。結局最初から最後まで試合の展開は変わらなかった。大平は9勝1KO3敗3分。多打は11勝7KO4敗1分。

<DANGANスペシャルA級トーナメント>

木村(右)はしっかり試合を組み立てた


◇S・フライ級8回戦
木村隼人(ワタナベ)[3-0(77-76、78-75、79-74)]久保幸平(セレス)
 長身でスピードのある木村は距離を取ってジャブと右をコネクト。元日本ランカーのサウスポー久保は3回からプレッシャーを強めたが、木村がフットワークとカウンターで久保の思うようにはさせない。6回にはコンビネーションを決めて久保の足を止めた。ガッツのある久保は7回に反撃に出たが、形勢を逆転することはできなかった。移籍第2戦に勝利の木村は16勝11KO2敗。久保は16勝11KO5敗分。

◇S・フェザー級8回戦
中野和也(花形)[3-0(76-74、77-74×2)]阿部隆臣(新日本大宮)
 パワーのあるサウスポー中野が2回に左ストレートで阿部をキャンバスに沈めて先制。中野はここから1発を狙いすぎた。中盤は阿部が前に出て手数で攻勢をアピールするも、6回にヘッドバッティングで減点1。中野は7回からピッチを上げたが、KOはならなかった。中野は7勝6KO2敗。阿部は15勝1KO3敗2分。

◇フライ級8回戦
堀陽太(横浜光)[3-0(77-75×2、78-75)]鈴木武蔵(帝拳)
 10年東日本新人王の堀と同級14位鈴木のサウスポー対決。序盤から互いにパンチをヒットさせたが、2回に山を作るなど堀がやや優勢という印象。クリンチが増えだした中盤5回、堀は左ストレートを決めて、ややプッシング気味ながらダウンを奪った。鈴木は終盤追い上げたが及ばなかった。堀は10勝6KO2敗2分。鈴木は10勝4KO2敗。

◇バンタム級8回戦
中川雄太(角海老宝石)[中止]勅使河原弘晶(輪島功一S)=棄権