前日本フライ級王者の粉川拓也（宮田）が3月4日、タイのナコンラチャーシマー県で、WBAフライ級暫定王者ヨドモンコン・ウォーセンティップ（タイ）に挑戦することが決まった。宮田ジムが19日発表した。

　昨年12月に村中優（フラッシュ赤羽）に小差の判定で敗れ、4度目の防衛戦で日本タイトルを失った粉川だが、WBA同級15位につけており、今回のチャンスが巡ってきた。粉川は11年7月に敵地でWBC同級王者ポンサクレック・ウォンジョンカム（タイ）に挑戦し、大差判定で敗れている。22勝13KO3敗の28歳。

　ヨドモンコンは昨年11月にタイで江藤光喜（白井・具志堅S）を12回TKOで下して暫定タイトルを獲得。33勝20KO2敗の23歳は今回が初防衛戦となる。