ゴールデンボーイ・プロモーション（GBP）のロベルト・ディアス・マッチメーカーは、同プロモーション傘下のランディ・カバジェロ（米）と前日本バンタム級チャンピオン大場浩平（真正）でIBFバンタム級挑戦者決定戦が行われると米国およびニカラグアのメディアに語った。

　同マッチメーカーによるとカバジェロ（WBOバンタム級1位）は前IBF王者ジェイミー・マクドネル（英）との1位決定戦を計画していたが、交渉がまとまらず大場へ方向転換した。試合は4月、米国内で予定されるという。IBFバンタム級王者はスチュアート・ホール（英）。

　カバジェロ（23＝20勝12KO無敗）はGBPが売出し中の若手ホープ。ニカラグアがルーツで昨年、中堅クラスを相手に3連勝。本来ならWBO王者亀田和毅をターゲットに据えるところだが、現在具体的な動きはない。大場に関してニカラグアのメディアは「29歳でリング経験豊富なアウトボクサー」と評価している。