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田中恒、2戦連続で世界ランカー撃破誓う

2014年3月4日 16時06分

 3月16日にプロ2戦目に臨む中部待望の大型ホープ、田中恒成(畑中=日本ミニマム級7位)が4日、名古屋市内のジムで練習を公開。対戦相手のロネル・フェレーラス(比)撃退に順調な仕上がりをうかがわせた。
 
田中恒が公開練習、年内のタイトル挑戦視野(ボクシングニュース)
畑中会長とミット打ちに励む田中(右)
 
 この日は元世界挑戦者の安部悟さんを相手にマスボクシング、そして畑中清詞会長とのミット打ちを披露。メディア向けの軽い内容だったが、恒成の動きはキレていた。「噂には聞いていたが速い。いつの間にかサウスポーの自分が正面に立たされて、右ストレートを狙っていたし怖かった」と感想を述べたのは、フェレーラスと同じサウスポーだった安部さんである。
 
 恒成は「今後もこのようないい相手といい試合を続けていきたい」と語り、「勝利を大前提に自分のボクシングを見ていただきたい」とキッパリ。「デビュー戦のように動くことに加え、今回は力強さも」とアピール点を挙げた。
 
 プロ・デビュー戦のオスカー・レクナファ(当時WBO6位)に続き、フェレーラスもWBA15位。異例の対世界ランカー連戦となるが、畑中清詞会長は「恒成なら難なくこなすと思う」とノープロブレムを強調する。現日本王者の大平剛(花形)もサウスポーだけに「対戦を意識したものか」との質問は否定しつつ、「非常に戦いたい。いつでもいいです!」(同会長)と言葉に力を込めた。陣営では年内のタイトル挑戦を計画している。1日に岐阜県中京高校の卒業式に出たばかりのスーパールーキーにかかる期待は大きい。
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