0120_excite_650x150

0120_excite_650x150

2014年3月9日日曜日

リナレス、荒川に大差3-0 世界挑戦権ゲット

 8日(日本時間9日)米ラスベガスのMGMグランドで行われたWBCライト級挑戦者決定戦は元2階級制覇王者のホルヘ・リナレス(帝拳)が同級2位の荒川仁人(八王子中屋)を10回判定で下し、正規王者オマール・フィゲロア(米)への挑戦権を得た。ダウンシーンはなく、100-90のフルマークが2者と98-92のスコア。リナレスの戦績はこれで36勝23KO3敗、敗れた荒川は24勝16KO3敗1分となった。
 
リナレスが荒川に大差判定勝利(ボクシングニュース)

リナレスが荒川に襲い掛かる

 
 試合は予想どおり、リナレスのスピードが序盤を支配した。素早いコンビネーションで荒川を打ち、ポイントを集めていく。対するサウスポーの荒川も反応は悪くはなく、ガードしながら打ち返して前へとプレス。リナレスの芸術的な左アッパーを食らっても、昨年のフィゲロア戦で証明したタフネスをこの日も発揮する。しかしリナレスはフィゲロアのように荒川のしつこさに付き合ってばかりではない。距離をとりつつ中間距離からシャープで強烈なコンビネーション・ブローを何度も浴びせた。最終10回はゴングと同時に荒川が仕掛けて沸かせたが、リナレスも最後までスピーディーなパンチを当てて優勢を印象づけた。
 
◇WBCインターナショナルライト級王座決定戦
セルヒオ・トンプソン(メキシコ)[3-0(95-93×2、97-91)]リカルド・アルバレス(メキシコ)
 アルバレスはWBC世界ライト級王者オマール・フィゲロア(米)に挑戦予定が、フェゲロアのけがでタイトルマッチが消滅。昨年8月WBC世界S・フェザー級王者の三浦隆司(帝拳)に激闘の末敗れたトンプソンと対戦することになった。
 激闘男のトンプソンはゴングと同時にアルバレスに襲い掛かった。3回にジャブをカウンターで決めて、トンプソンがロープにもたれたところで主審はダウンを宣告。その後は持ち直したアルバレスがボディ攻撃、トンプソンの連打がそれぞれ決まるなど一進一退の展開。トンプソンは8回に右ストレートでダウンを奪ったが、最終回はアルバレスが攻勢を見せるなど最後まで目の離せない展開だった。Photo/SUMIO YAMADA