2014年3月9日日曜日

カネロが再起、アングロを10回TKO

 8日(日本時間9日)ラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナのメインに登場したサウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)はタフなアルフレド・アングロ(メキシコ)を10回47秒でストップし、フロイド・メイウェザー戦からの再起を果たした。

カネロが再起、アングロを10回KO(ボクシングニュース)

アングロに右を打ち下ろすカネロ(右)

 激闘必至と思われた一戦は序盤からアルバレスがアングロを一方的に打った。パワフルな左ボディーをまぜたコンビネーションで攻め立て、試合を優位に進める。早期決着すら予感させたが、アングロも持ち前のタフネスを発揮して粘る。それでも後手を踏み続けるアングロが10回に連打された瞬間、レフェリーのトニー・ウィークスが試合をストップした。

 初黒星のメイウェザー戦から約半年ぶりのリングで健在ぶりを示したアルバレスは43勝31KO1敗1分。一方、22勝18KO4敗となったアングロは「まだ戦えたのに」とストップのタイミングに不満を表していた。

サンタクルス(右)は持ち味の攻撃力を発揮

 セミファイナルのWBC世界S・バンタム級タイトルマッチは、王者レオ・サンタクルス(米=メキシコ)が同級6位クリスチャン・ミハレス(メキシコ)に3-0判定勝ち。スコアは120-108が2人、残りが119-109だった。サンタクルスは2度目の防衛に成功。

 体格で上回るサンタクルスが序盤から激しくプレッシャーをかける展開。4回にサンタクルスは偶然のバッティングで右まぶたをカットしたが、試合の流れに大きな影響はなかった。ミハレスは粘りを見せたものの、サンタクルスのボディブローを浴びるなど劣勢が続き、最後まで好機を見出せなかった。Photos/SUMIO YAMADA