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カバジェロ強し、大場8回TKO負け IBF挑戦者決定戦

2014年4月4日 23時58分

 4日夜、神戸市立中央体育館で行われたIBFバンタム級挑戦者決定戦は同級4位ランディ・カバジェロ(米)が同級5位大場浩平(真正)に8回TKO勝ち。初回にダウンを奪い、8回にもう一度追加して最後は大場陣営のタオル投入を呼び込む圧勝だった。タイムは1分54秒。カバジェロは王者スチュアート・ホール(英)への挑戦権利を獲得した。
 
大場がIBF挑戦者決定戦に完敗(ボクシングニュース)
カバジェロにボディをえぐられる大場
 
 米国期待のカバジェロが大場の夢を粉砕した。初回終了間際に右のカウンターで大場にヒザをつかせると、2回以降も右クロス、左フックで相手を打ちすえた。大場は接近してボディーを叩き、攻めの姿勢を貫いて頑張ったが、ダメージを蓄積。カバジェロに腹と顔面を打ち分けられてフラリとする場面も。迎えた8回、カバジェロの攻勢に大場は力が抜けたかのようにして2度目のダウン。ここも立ち上がったものの、再開後すぐ陣営から棄権のタオルが投げ入れられた。
 
 勝てばキャリア40戦目で初の世界戦の舞台が待っていたが、大場は「あれだけ強いヤツと戦って、勝てはしなかったですが、自分のベストを尽くし後悔はしていません」と語った。カバジェロは「いくら打ち込んでも、かかってきた」と大場の粘りを称え、「(世界挑戦の)準備はできている。ホールを日本に連れてきて戦ってもいい」と上機嫌だった。GBP(ゴールデンボーイ・プロモーション)と契約するホープは無敗レコードを21(13KO)に伸ばした。大場の戦績は35勝14KO3敗1分。
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