2014年4月6日日曜日

八重樫が9回KOでV3、WBCフライ級戦

 6日大田区総合体育館で行われたWBC世界フライ級タイトルマッチは、チャンピオンの八重樫東(大橋)が挑戦者8位のオディロン・サレタ(メキシコ)を9回2分14秒KOで下し、3度目の防衛に成功した。

八重樫が9回KOでV3(ボクシングニュース)

八重樫は9回、カウンターの右でフィニッシュ

 先手を取ったのはサレタだった。中間距離からジャブ、ワンツーをテンポよく打ち込み八重樫を守勢に回らせる。出だしはサレタの動きの良さが目立った。八重樫は3回に鋭いステップインからワンツーをヒットさると、4回は距離を取って出入りのボクシングを機能させた。それでも4回を終わっての採点は38-38が2者に、1者は39-37でサレタを支持した。

 八重樫は中盤からプレスを強めるスタイルにシフト。スタートで飛ばした影響か、サレタはロープに詰められて八重樫のボディ攻撃を浴びる局面がふえる。八重樫はボディ攻めを軸に、左のダブルや右フックも機能させて中盤のポイントを獲得した。

 迎えた9回だった。近距離の攻防で八重樫のかぶせるような右フックがカウンターとなってサレタの顔面に炸裂。ガクンとヒザを折って倒れたサレタは立ち上がったものの10カウントが数えられた。八重樫は20勝10KO3敗。サレタは15勝8KO4敗。

 試合後はローマン・ゴンサレスがリングインして八重樫を祝福。マイクを握った八重樫は「こんなボクですけど(ゴンサレスと)やってもいいですか?」とファンに問いかけた上で「いまの状態では勝つことは困難だと思うけど、全力で練習して勝てるようにがんばりたい」とアピールした。