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井上尚「実感わいた」、八重樫「次は高い壁登る」

2014年4月7日 16時43分

 6日のダブル世界タイトルマッチから一夜明けた7日、日本最短記録となるプロ6戦目で世界タイトルを獲得したWBC世界L・フライ級新王者の井上尚弥(大橋)と、WBC世界フライ級タイトルの3度目の防衛に成功した八重樫東(大橋)が横浜市内のジムで記者会見を開いた。

井上と八重樫が一夜明け会見(ボクシングニュース)
記者会見に臨んだチーム大橋

 圧倒的な強さで前王者アドリアン・エルナンデス(メキシコ)を下した井上は「家に帰ってから映像を見て実感が沸いてきた。(足がつるという)アクシデントがある中で勝てたのは今後のプラスになると思う」と安堵の表情。怪物というニックネームについてあらためて問われると「自分の試合を見て、そう言ってもらえるようになりたい」と笑顔を見せた。

 見事なカウンターでKO勝利した八重樫は前夜を振り返り「課題が多く、修正するところがたくさんあった」とまずは反省の弁。ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)がリングインしたことについては「想定の範囲内です」と笑わせたが、「今までのキャリアで一番高い壁になる。そこを登りたい」と試合に向けて早くも気持ちを引き締めた。

 八重樫の次戦はゴンサレスとの防衛戦でほぼ決まり。井上については減量苦から足がつるという事態を招いたため、陣営はクラスを上げたい意向だ。大橋秀行会長は「スーパーフライ級もある」とジャンプアップも口にしたが、契約の絡みもあるため今後のことは不透明だという。

 なお、フジテレビ系列で放映されたダブル世界タイトルマッチの視聴率は平均7.4%。瞬間最高視聴率は井上がエルナンデスを倒したシーンで10.1%だった。

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