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大橋、有終の美を飾る

2012年11月19日 15時12分

 18日、愛知県刈谷市産業振興センターあいおいホールにて行われたフェザー級8回戦は、元東洋太平洋S・バンタム級チャンピオンの大橋弘政(HEIWA)が吉村拓記(ハラダ)を3回51秒KOに下し、ラストファイトを勝利で飾った。
 常に激戦を繰り広げた「中部の激闘王」らしからぬファイトだったかもしれない。
 初回こそ吉村の積極的な攻勢にいつもの「大橋劇場」を思わせる立ち上がりだったが、2回から右ボディーが効果的に決まり、徐々にペースを上げるとラウンド終了間際に早くも先制のダウンを奪う。
 3回も開始早々からダウンを奪うと、再開後右アッパーで立て続けに2度のダウンを追加し、キレイな顔のまま試合を終わらせた。

試合後の引退式で惜別のゴングを聞く大橋

試合後の引退セレモニーではテンゴングが鳴らされ、12年にわたる選手生活にピリオドが打たれた。
 セミファイナルでは、8月に後楽園ホールで小原佳太(三迫)に敗れた丸木和也(薬師寺)が岡崎祐也(中内)に判定勝ちで再起。採点は76-74が二人と77-74。
 初回終了間際、岡崎の右フックで丸木が膝をつく波乱のスタート。しかし2回、丸木は右のクリーンヒットから連打でカウントを聞かせると、再開後再び右ストレートでダウンを奪う。早い決着も予感させたが以後は決め手に欠けるとラウンドを重ね、最終のゴングを聞いた。
 また元日本ランカーの小出大貴が薬師寺ジムへの移籍初戦でサワット・ウォースラポン(タイ)に2回1分24秒TKO勝ち。1年ぶりの再起を果たした。≪S≫

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