2014年5月18日日曜日

ダウン応酬 マルケスがアルバラードに大差の勝利

 17日夜(日本時間18日)米ロサンゼルスのザ・フォーラムで行われたウェルター級12回戦は元4階級制覇王者フアン・マヌエル・マルケス(メキシコ)が前WBOスーパーライト級王者マイク・アルバラード(米)に3-0判定勝ち。WBOウェルター級王者マニー・パッキアオへの挑戦権を獲得し、両者の第5戦が有力視されている。

 下馬評有利のマルケス(40)が前半から断続的に仕掛けて約1万2000人入った会場を沸かせる。左構えにスイッチしながら前進を繰り返すアルバラード(33)が放つブローはマルケスのディフェンスにかわされ、空を切る場面が多い。マルケスがシャットアウトして迎えた8回終了間際、メキシカンの右カウンターでアルバラードはロープ際にダウン。続く9回、マルケスが攻め込んだところへアルバラードの左が急襲。今度はマルケスが倒れる。アルバラードは左目尻がパックリと切れ、凄惨な表情ながら前進。マルケスの鋭いコンビネーションを被弾しながらもフルラウンドを渡り切った。公式スコアは117-109が2者に119-108と大差でマルケスだった。

 セミで挙行されたWBCスーパーライト級挑戦者決定戦はランク1位のビクトル・パストル(ウクライナ)が2位セルクック・アイディン(トルコ)に11回2分52秒KO勝利を飾った。序盤2回を優勢に進めたアイディンだったが、長身とリーチを生かしたパストルが3回からアウトボクシングでリード。アイディンの繰り出すビッグパンチをかわすパストルが11回、左右コンビネーションから右アッパーを炸裂させると、アイディンはグニャリと体を折ってリング中央にダイブ。レフェリーはノーカウントでストップをコールした。(三浦勝夫)Photo/TopRank