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亀田興の移籍問題、結論はヒアリング後に持ち越し

2014年7月11日 17時16分

 日本ボクシングコミッション(JBC)は11日、都内で資格審査委員会を開き、元世界チャンピオン亀田興毅のジム移籍申請について協議した。この日は結論は出ず、興毅本人と、移籍希望先であるUNITEDジムの三好渥義会長からヒアリングをした上で最終的な結論を出すとになった。

亀田興の移籍問題、結論はヒアリング後に(ボクシングニュース)
記者会見する秋山理事長(右)

 委員会後に記者会見したJBCによると、出席した委員からは、興毅がUNITEDジムへの移籍を決意した経緯や、UINTEDジムがガバナンスをしっかり守り、選手を管理できるジムかどうかについて、当人にヒアリングをすべきだという意見が多数を占めた。

 JBCの秋山弘志理事長は、8日に興毅からJBCへの謝罪文書がファクスで送付されたことを明かした上で「委員会では話を聞かないで結論を出すのは拙速すぎるという意見だった。できるだけ早い時期にヒアリングをして、資格審査委員会を再度開き、決着をつけたい」との見通しを示した。

 現在、興毅はWBO世界バンタム級王者和毅の防衛戦をサポートするためラスベガスに滞在中。JBCも18日に帝里木下(千里馬神戸)のIBF世界S・フライ級王座決定戦を控えており、ヒアリングの実施、次回の資格審査委員会開催までにはもう少し時間がかかりそうだ。

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