2014年7月13日日曜日

マレス再起、ファンマ3回終了TKO負け

 MGMグランド・ガーデン、アリーナの前座カードに元世界3階級制覇王者のアブネル・マレス(メキシコ)が登場。フェザー級10回戦でジョナサン・オケンド(プエルトリコ)から3-0判定勝利を収めた。スコアは98-92が2人に96-94。

 昨年8月、同胞ジョニー・ゴンサレスに衝撃の初回KOでプロ初黒星を喫し、WBCフェザー級タイトルを失ったマレスが11ヶ月ぶりのリング。再起戦でオケンドと対戦した。

 初回KOのトラウマがあるのか、マレスは慎重な立ち上がり。思い切ってパンチを繰り出すオケンドに対し、守勢に回る場面もあった。4回にはアッパーをきれいに食らい、バッティングで左目じりから出血。嫌なムードが漂ったが、マレスはここからしっかり試合を組み立てた。

 打ってはポジションを変えるボクシングで、オケンドに思うような攻撃をさせず、終盤は前に出て連打を見舞う場面を何度も作った。ややパワー不足の印象は否めずKOを逃したものの、大事な再起戦を勝利で飾った。マレスは27勝14KO1敗1分。オケンドは24勝16KO4敗。

 もう一人の元世界複数階級制覇王者フアン・マヌエル・ロペス(プエルトリコ)は無敗のフランシスコ・バルガス(メキシコ)に3回終了TKO負けした。

 しっかり距離を取って戦おうとしたロペスだが、好戦的なバルガスのプレスを受け、早くも2回につかまってしまう。3回に入るとバルガスと激しく打ち合ったが、ダメージを受けて動きが緩慢になっていったのはファンマ。このラウンド中に力なくダウンを喫すると、3回終了のインターバルで陣営が棄権を申し出た。

 今後のキャリアを大きく左右しそうな深刻な敗北を喫したロペスは34勝31KO4敗。快勝のバルガスは20勝14KO1分と無敗をキープ。この勝利をきっかけに上昇したいところだ。Photo/GBP