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2014年7月20日日曜日

リゴンドウ物議醸す初回KO、ゾウは世界アピール

 19日中国マカオのベネチアン・リゾート・マカオで行われたWBA・WBO世界S・バンタム級タイトルマッチは、チャンピオンのギジェルモ・リゴンドウ(キューバ)が挑戦者ソッド・ゴーキャットジム(タイ)に初回KO勝ち。タイムは1分44秒だった。

 サウスポー同士の一戦は右ジャブの差し合いからスタートしたが、結末はあっけなく訪れた。ラウンド中盤、ソッドが踏み込んで左を放った瞬間に両者の頭が激突。ソッドが顔をしかめてキャンバスに転がった。

 レフェリーに少しだけ休養を与えられたソッドだが、ぶつけた頭がいかにも痛そうな素振り。試合が再開された直後、リゴンドウがワンツーを打ち込むとあっさりキャンバスへ落下。ソッドは立ち上がったもののフラついたため、主審が試合を止めた。

 アクションが少なく、試合がエキサイティングではないと指摘されるリゴンドウだが、今回は思わぬ形で“ドラマティック”な試合内容。14勝9KOと無敗をキープしたが、物議を醸す勝利となった。37歳のソッドは63勝28KO3敗1分。

 フライ級10回戦に登場した五輪2大会連続金メダリストのゾウ・シミン(中国)はルイス・デラロサ(コロンビア)に3-0判定勝ち。スコアは99-91が2者に97-93だった。ゾウは空位のWBO同級インターナショナルタイトルを獲得した。

 戦績を5勝1KOとしたゾウは「今日の試合でさらに自信がついた。わたしは世界タイトルに挑戦する準備ができている」と現地のメディアにコメント。11月22日、マカオにセットされたマニー・パッキャオ(フィリピン)とクリス・アルジェリ(米)のWBO世界ウェルター級タイトルマッチの前座で世界挑戦するプランが浮上している。Photos/SUMIO YAMADA