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村田がメキシコ王者と対戦、9.5八重樫&井上と競演

2014年7月24日 16時17分

 WBCミドル級11位の村田諒太(三迫)が9月5日、代々木第二体育館で行われる八重樫東(大橋)と井上尚弥(大橋)のダブルタイトルマッチの前座でプロ第5戦に挑むことが決まった。村田が24日の記者会見で発表した。

村田がメキシコ王者と対戦、9.5八重樫&井上前座(ボクシングニュース)
笑顔でトレーニングに励む村田

 村田の対戦相手はメキシコ・ミドル級王者のアドリアン・ルナ。17勝11KO2敗1分の24歳でビッグネームとの対戦はまだない。ルナについて村田は「まとまっている選手で強いとは思うけど、つまづくような相手ではないと思っている。自分のボクシングをすればノックアウトはついてくると思う」と意気込みを語った。

 当日はWBC世界フライ級王者の八重樫が無敗のローマン・ゴンサレス(ニカラグア)を迎えて4度目の防衛戦、WBC世界L・フライ級王者の井上がサマートレック・ゴーキャットジム(タイ)と初防衛戦を行う。村田は恒例の米国キャンプ(28日出発)でルナ戦に向けて実戦練習を積む予定だ。

 村田は今月上旬、WBA世界ミドル級スーパー王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)のビッグベア・キャンプに参加。これに関する主なやり取りは以下の通り。

─ゴロフキンのキャンプに参加してどのような刺激を受けたか?
村田 第一にものすごく強い。強さの陰にはハードトレーニングがあって、試合直前でも僕らに気を遣う人間的な大きさも感じた。それはボクシングに対する絶対的な自信、絶対的な練習量があるからと思う。自分は練習をしている方だと思っていたけど、自己満足の部分があったかもしれない。ハードトレーニングが自分を強くすると教えられた。

─スパーリングの内容は?
村田 4分3ラウンドのスパーリングを3回。パンチ力は普通じゃない。ジュリアス・ジャクソン(バージン諸島=S・ミドル級世界ランカー)ともスパーリングをして、ジュリアスの方が5、6キロ重いはずだけど、話にならないほどゴロフキンの方が強かった。右ストレートだけでなく、左フック、ジャブが強い。あのジャブで牽制されたら中に入れない。あの左があるから距離を自分のものにできるんだなと感じた。

─通用したところは?
村田 スパーリングでは、パンチはけっこう当たった。生まれながら持っているナチュラルなパワー、基礎体力では負けていないと思う。高地での走り込みでも負けていませんでしたし。

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