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リオス不満残る反則勝ち、バルガス初防衛

2014年8月3日 19時40分

リオス不満残る反則勝ち(ボクシングニュース)
リオス
 2日(日本時間3日)米ラスベガスのコスモポリタン・オブ・ラスベガスで行われたウェルター級10回戦は、前WBA世界ライト級王者のブランドン・リオス(米)が前WBAウェルター級暫定王者のディエゴ・チャベス(アルゼンチン)に9回反則勝ち。タイムは1分26秒だった。

 昨年3月のマイク・アルバラード(米)との再戦、11月のマニー・パッキャオ(フィリピン)戦と連敗中のリオスが、再起戦でWBAウェルター級6位のチャベスを迎えたが、試合は思わぬ結末を迎えた。

 距離を詰めてファイトしたいリオスと、持ち前のスピードを生かして距離を取りたいチャベスの一戦は、互いに効果的な攻撃が繰り出せないまま、たちまち泥沼化していった。チャベスは3回にホールディングで減点1。一方のリオスは5回にレスリング行為で減点1。その後もクリンチ、バッティング、エルボーなどが次々と起こり、試合は荒れた展開となった。

 迎えた9回、主審のビック・ドラクリッチはチャベスの度重なる悪徳行為に反則負けを宣告。試合はあっけなく終わった。8回までのスコアカードは、ジャッジ2者が75-74でチャベス、1者が75-74でリオスだった。

 同じイベントで行われたWBA世界S・ライト級タイトルマッチは、正規王者ジェシー・バルガス(米)が挑戦者アントン・ノビコフ(ロシア)に3-0判定勝ち。スコアは117-111、118-111が2人だった。無敗対決を制し初防衛に成功したバルガスは25勝9KO無敗。敗れたノビコフは29勝10KO1敗1無効試合となった。

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