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中真光石、ダウン奪うもOPBFタイトル獲得ならず

2014年8月24日 21時50分

 24日沖縄コンベンションセンターで行われたOPBF東洋太平洋S・フェザー級タイトルマッチは、王者ジョムトーン・チューワッタナ(タイ)が挑戦者同級4位の中真光石(沖縄ワールドリング)を3-0判定で下し、3度目の防衛に成功した。スコアは3者とも118-109。

中真光石OPBFタイトル獲得ならず(ボクシングニュース)
2回にダウンを奪った中真(右)だったが…

 国際式のキャリアは7戦ながらムエタイで豊富な実績を誇る強打者ジョムトーンに、地元の期待を背負った中真が挑んだ。その中真は2回、右ストレートをきれいに決めてダウンを奪う。しかし結果的にこれが唯一の見せ場となってしまった。

 3回以降はパワフルなジョムトーンが終始プレッシャーをかけて挑戦者に迫り、中真は防御を固めて反撃の機会を伺うという展開に。中真はチャンピオンの強打に耐えながら、時折右ストレートを返して2000人の地元ファンを沸かせたが、ポイントを獲得するまでの攻勢を見せることはできなかった。タイトル初挑戦が失敗に終わった中真の戦績は17勝8KO5敗となった。

翁長は2回にダウンを奪い返してKO勝ち

 セミでは沖縄出身の翁長吾央(大橋)がサムラーンサック・シンマナサック(タイ)とS・フライ級8回戦。翁長は初回右フックでダウンを奪い楽勝ペースかと思われたが、2回に右を決められてダウンを喫するまさかの展開。しかし効いたダウンではなく、立った後は冷静に右フックをカウンターで叩き込み、2回KOで試合を終わらせた。

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