2014年9月5日金曜日

WBOミドル級王者クイリンがタイトル返上

 WBO世界ミドル級王者ピーター・クイリン(米)が4日、王座返上を発表した。より大きなチャンスを求めてということで、米メディアはマット・コロボフ(ロシア)との指名試合で約束されていたキャリア最高報酬140万ドル(約1億4700万円)に別れを告げたと報じている。

 WBOはクイリンに対し同級1位コロボフとの指名試合を指令。これが先月入札となり、新興プロモーションのロック・ネイション・スポーツが、クイリン擁するゴールデン・ボーイ・プロモーションズやトップランク社といった大手を抑え、190万480ドル(約1億9600万円)という高額でこの試合を落札していた。

 クイリンは「これはとても難しい決断だったが、私やファンがミドル級で望む試合をするためには、タイトルの返上が必要だった」とのコメントを発表している。

 これまでWBOタイトルを3度防衛してきた31勝22KO無敗のクイリンと、24勝14KO無敗のコロボフとの無敗対決はこれでひとまず消滅。より大きなチャンスとすれば、WBC王者ミゲール・コット(プエルトリコ)やWBAスーパー王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)となるが、はたして対戦は実現するのだろうか。