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2014年9月5日金曜日

村田諒太3-0判定勝ち、松本亮はデンカオに快勝

 WBCミドル級12位の村田諒太(帝拳)が5日、東京・代々木第二体育館でプロ5戦目に挑み、メキシコ王者のアドリアン・ルナに3-0判定で勝利した。スコアは98-92、99-91、100-90。村田は初めてKO勝利を逃したが、デビュー以来5連勝(4KO)をマーク。

 村田は初回から長身のルナにグイグイとプレスをかけ、メキシカンに再三ロープを背負わせ、右ストレートもヒットする上々の立ち上がり。しかし2回からはルナが手数で対抗。村田はルナの多彩な軽打をブロッキングで完全に防ぎながらも、少し攻めあぐねている印象だ。

 それでも村田は4回にジャブから突破口を開き、右ストレートをヒットさせてチャンスを作る。グラついたルナに畳み掛けるが、ルナは上体が柔らかく、パンチを殺すのがなかなかうまい。ここはメキシコ王者がピンチをしのいだ。

 村田は後半に入ると上下の打ち分け、アッパーも使ってルナを崩しにかかった。村田は8回に右、左フックをヒットさせ攻勢に出るが、ルナもひるまず左右のフック、ボディブローで応戦。村田は8、9、10回と前に出てKOを狙ったが、最後は疲労も出て仕留めることはできなかった。

 村田は「倒したかったけど、そんなのうまくはいかないとわかった。6ラウンドくらいからきつかった。またしっかり練習したい」」とコメントした。

 こちらもアンダーカード注目の一戦、日本S・フライ級8位の松本亮(大橋)と元WBA世界フライ級王者で現WBA・S・フライ級6位デンカオセーン・カオウィチット(タイ)の53.5キロ契約8回戦は、松本がデンカオセーンを圧倒。2回32秒KO勝ちを収めた。

 長身の松本は距離を取りながらジャブと右ストレートを繰り出す立ち上がり。デンカオセーンは余裕を見せながらも、徐々に松本に押し込まれていく。1ラウンド終了間際、松本が打ちおろした右ストレートがデンカオセーンのアゴをとらえると、元世界王者がグラリ。すかさず松本が畳み掛けてダウンを奪った。クライマックスは2回。松本の左ボディブローをもろにレバーに食らったデンカオセーンは苦悶の表情を浮かべてうずくまり、立ち上がることはできなかった。20歳の松本はデビュー以来12勝10KO無敗。かつて坂田健史や名城信男を下したデンカオセーンも38歳。戦績は63勝26KO5敗1分。

◇フライ級8回戦
 WBA・L・フライ級9位につける井上拓真(大橋)のプロ3戦目はチャナチャイ・ソーシアムチャイ(タイ)に2回51秒KO勝ち。この日の拓真は初回から倒す気満々だった。スタートから右クロス、左フックを強振して長身のチャナチャイに迫り、2回に左フックでチャナチャイをキャンバスに突き落とす。立ち上がったタイ人に左でダウンを追加すると、最後も左フックでグラつかせ、主審が割って入っての3ノックダウン。拓真はプロ初KO勝利でデビューから3連勝1KOをマーク。