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大場浩平、川口裕とも再起戦で僅差判定勝ち

2014年9月15日 12時11分

 14日夜大阪・ボディメーカーコロシアム第二競技場で行われたトリプル8回戦は、メインの石田vsラデフ戦以外の2試合とも接戦が続いた。元日本バンタム級王者の大場浩平(真正)は相馬圭吾(三迫)に、また日本バンタム級6位の川口裕(グリーンツダ)は高野誠三(真正)に、それぞれ僅差判定勝ちを飾った。

大場浩平、川口裕、再起戦は苦しみながら勝利(ボクシングニュース)
伏兵の相馬に苦しめられた大場(左)

 4月にランディ・カバジェロ(米)との世界挑戦者決定戦に敗れて以来の再起戦となった大場(29)は、相馬に立ち上がりから攻められてロープを背負う場面が多い。守りながら機をみてガードの開いたボディー、顔面に的確なパンチを決めるのが「大場流」だが、この日はランキング獲りを狙う相馬が最後まで手を出し続けたため、初回に右目上を切られ出血するなど、手を焼かされっぱなしだった。スコアは3-0だが、採点は77-75、78-75、80-73。試合後の傷ついた勝者の顔を見ても、フルマークの勝利はそぐわない。大場はこれが40戦目で、36勝14KO3敗1分。相馬は6勝3KO10敗1分となった。

高野に左を打ち込む川口(右)

 やはり4月に益田健太郎(新日本木村)との日本バンタム級王座決定戦で敗れた川口(29)も、ノーランクの高野に苦闘を強いられた。2回に右を強打してフラつかせたものの、その後は高野の鋭い左に慎重に試合を運び、手数が少なかった。判定は3-0だったものの、採点は77-76の1点差が2人(残る1人は79-74)という接戦だった。川口はこれで21勝6敗、高野は14勝9KO7敗1分となった。

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