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高橋竜也が前哨戦にKO勝ち、12.8日本タイトル挑戦

2014年9月27日 22時41分

 27日つくばカピオ(茨城)で行われた試合のメインカード8回戦に、地元のホープ、日本バンタム級12位の高橋竜也(ヤマグチ土浦)が登場。タイのノーランカー、ケアウ・ソッドシットクラパクを2回1分18秒KOに沈め、日本タイトルの前哨戦を飾った。

高橋竜也が12.8日本タイトル挑戦へ(ボクシングニュース)
タイトル前哨戦に快勝の高橋(右)

 土浦出身の高橋は地元フアンの声援に出だしは硬さも目立ち、ケアウの積極攻撃に後退。しかしすぐ態勢を立て直し、初回終了前の連打で左フックをボディーに決めると、ケアウがあえなくダウン。これは終了ゴングに逃げられたが、続く2回にもやはりボディー攻めで2度のダウンを追加し、最後は10カウントで試合終了となった。

 高橋は12月8日後楽園ホールに決まっているタイトル戦で、日本バンタム級王者益田健太郎(新日本木村)に挑戦するが、「益田さんとはスパーリングもやって、リスペクトしています。でも試合に勝ってベルトを巻きます」と地元ファンに約束していた。これで高橋(25歳)は18勝13KO5敗3分。敗れたケアウ(19歳)は9勝1KO6敗1分。

 前座のS・フェザー級6回戦では、永楽彰一(帝拳)が安藤仁(ワールド日立)を初回35秒TKOに破り、バンタム級6回戦は、鈴木英樹(横浜光)がコラレスカワシモ(レイスポーツ)に3-0判定勝ち。またこの日の4回戦5試合の中から、バンタム級の郡司成悠(ひたちなか)がMVPに選ばれた。郡司(19歳)はアマチュアから転向しこの日がデビュー戦。杉浦壱優(緑)を初回圧倒してKOに沈め、好スタートを切っている。

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