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ジョニゴンがアルセを終盤ストップ、カバジェロ完敗

2014年10月5日 17時51分

 メキシコのロスモチスで4日(日本時間5日)行われたWBC世界フェザー級タイトルマッチは、王者ジョニー・ゴンサレス(メキシコ)が同国の元軽量級複数クラス制覇王者ホルヘ“トラビエソ”アルセに11回2分43秒TKO勝ちで防衛を果たした。

ジョニゴンがアルセをTKO、カバジェロ完敗(ボクシングニュース)
ダウンを喫するアルセ。試合後に引退表明

 ラストチャンスにかける地元のアルセ(35)だが、売り物のアグレッシブさを控え、距離を置いて慎重に王者と対峙する。だがパンチをもらわなくてもバランスを崩し前途多難。3回終了直前、左で倒したゴンサレス(33)は体格を生かし余裕の試合運び。左マブタをカットしたアルセはラウンドを重ねるごとに劣勢に追い込まれる。5回、2度目のダウンを奪ったにゴンサレスは無理に仕掛けず、遠目からパンチを浴びせるだけ。被弾するたびに「さあ、来い!」と威勢はいいアルセだが、ディフェンスに回るシーンが目立つ。9回、ゴンサレスが左フックでまた倒すと、もやはエンディングは時間の問題に。11回終盤、主審がワンサイド試合を止めた。

 アルセからクレームはなく、インタビューでドネア戦に続く引退宣言が聞かれた。ゴンサレスは2度目の王座のV2に成功。

 セミのWBC傘下FECARBOXスーパーフェザー級戦は王者でWBC10位にランクされるホープ、アドリアン・エストレージャ(メキシコ)が元WBA世界S・バンタム&フェザー級王者セレスティーノ・カバジェロ(パナマ)を5回に2度、10回と11回に倒して3-0判定勝ち。スコアは115-109に117-107が2者。カバジェロは最後まで抵抗したが、衰えが目立った。Photo/Pepe Rodriguez

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