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小出大貴が再起戦で負傷判定勝ち、丸木凌介も快勝

2014年10月26日 20時01分

 26日愛知県刈谷市産業振興センターあいおいホールのメインは、日本ライト級15位の小出大貴(薬師寺)が宮崎辰也(マナベ)とS・ライト級8回戦。7月にノーランカーの岡崎祐也(中内、現日本S・ライト級9位)に敗れた小出が6回負傷判定勝ちで再起に成功した。セミファイナルでは、小出と同じ7月のリングでWBCユースタイトル戦に惜敗した丸木凌介(天熊丸木)がインドネシア選手を一蹴した。

小出大貴が再起戦に勝利(ボクシングニュース)
試合を終えた小出大貴

◇S・ライト級8回戦
小出大貴(薬師寺)[負傷判定6回2分3秒3-0(58-57×2、59-56)]宮崎辰也(マナベ)
 勝った試合はすべてKOの宮崎は、ルーズなガードながら身体で力強くプレッシャーをかけていく。一方足を使いながら相手の動きをよく見ていた小出は、近づいたところでパンチをまとめるボクシング。お互い手数は多くないが、緊張感のある立ち上がりだった。3回に偶然のバッティングで小出が右目上部をカット。宮崎は圧力を一層強め、4回には左フックを何度かヒットさせ、小出の動きを一瞬止めてみせた。しかし小出もステップワークからパンチを散らして対抗。6回に宮崎がカットすると、両者はリング中央で激しく打ち合ったが、宮崎の出血がひどく、ビニー・マーチン主審がが試合を止めた。

◇S・ウェルター級10回戦
丸木凌介(天熊丸木)[TKO3回3分0秒]アンワー・ソリヒン(インドネシア)
 元インドネシアS・ライト級王者で現在は同国S・ウェルター級2位のソリヒンは、丸木と比べるとひと回り以上身体が小さく、攻撃は右のスイング頼み。丸木は小柄なソリヒンに対し、ボディを叩いて崩していった。3回にコーナーへ追い詰め、ボディ連打から右を叩きつけてダウンを奪うと、レフェリーはカウントの途中で試合をストップした。

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