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大竹秀典「後半倒して勝ちたい」11.22世界初挑戦

2014年10月27日 16時37分

 11月22日に英国リバプールのエコ・アリーナでWBA世界S・バンタム級正規王者スコット・クイッグ(英)に挑戦することが決まった前日本同級王者の大竹秀典(金子)が27日、東京・下北沢の金子ジムで記者会見した。

大竹秀典「後半倒して勝ちたい」(ボクシングニュース)
クイッグの写真を手に大竹

 23歳のときにプロボクサーを目指して福島から上京した遅咲きの大竹が、プロ9年目の33歳でビッグチャンスをつかんだ。金子健太郎会長によると、最初に話が来たOPBF同級王者の和氣慎吾が挑戦を辞退したため、大竹にお鉢がまわってきたのだという。

 英国に乗り込むことになった大竹は「S・バンタム級という激戦区で、海外で試合が決まったことに感謝したい。断る理由はなかった」とまずは感謝の弁。29勝20KO2分無敗のクイッグについては「体が強そうで、パンチも重そう。距離の使い方もうまいし、自分よりもすべての面で上回っているような気がするが、勝負は分からない。展開としては後半勝負かなと思っている。ポイントゲームでは勝てないと思うので、後半倒して勝ちたい」と熱く決意表明した。

 会場のエコ・アリーナは1万3000人収容で、当日はネイザン・クレバーリーvsトニー・ベリューのクルーザー級英国人対決など人気カードが組まれており、チケットは既にソールドアウトとのこと。大竹が勤務する株式会社横浜ビールの太田久士社長は「大竹選手が勝った暁には大竹ラベルのビールを作りたい」と激励したこともあり、“リングの仕事人”大竹にとっては大いにやりがいのある挑戦となりそうだ。

 これにともない、大竹が出場を予定していた11月18日の「ゴールデンチャイルドボクシング」は、日本S・バンタム級4位の古橋岳也(川崎新田)をメインイベンターにして行われる。
※これまでスコット・キグと表記していましたが、これからはスコット・クイッグで統一します。

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