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古橋岳也 タイトル前哨戦に快勝、今野はランカー下す

2014年11月18日 21時14分

 日本S・バンタム級3位の古橋岳也(川崎新田)が18日、東京・後楽園ホールの「ゴールデンチャイルドボクシングvol.112」のメインに登場。ウォラウィット・オースポットジム(タイ)に1回KO勝ちした。19歳で公認会計士試験に合格した異色の現役女子大生ボクサー高木千愛(ワタナベ)は、デビュー戦となった50.0キロ4回戦で、同じくデビュー戦の矢吹純(協栄)に2回1分13秒TKOで敗れた。

古橋岳也タイトル前哨戦に快勝(ボクシングニュース)
格の違いを見せつけて初回KO勝ちの古橋

◇56.0キロ8回戦
古橋岳也(川崎新田)[KO1回2分2秒]ウォラウィット・オースポットジム(タイ)
 古橋は7月に前日本王者の大竹秀典(金子)に挑戦予定が、大竹のけがで延期となり、さらに指名期限の問題でタイトル戦が流れてしまった不運を乗り越え“日本タイトル前哨戦”に臨んだ。試合は古橋が細身のタイ人からボディブローで2度のダウンを奪い、あっさり10カウントとなった。古橋は「来年日本タイトルを獲って、世界も目指したい」とファンにアピール。

今野(左)はパワフルな藤中に屈しなかった

◇65.0キロ8回戦
今野裕介(角海老宝石)[3-0(77-74×2、78-73)]藤中周作(金子)
 日本ウェルター級10位の藤中は、5月に長島謙吾(角海老宝石)とのランカー対決に敗れて以来のリング。その藤中は初回に右を効かせ、今野にダメージを与える。しかし今野は2、3回とジャブ、そして藤中の左をうまく外して右を決め、有効打を多く奪った。パワーのある藤中が4回に強引に前に出ると、試合は近距離で打ち合うシーンが増える。有効打で今野が上回り、タフな藤中は構わず前に出るという展開。最終回、藤中が最後の力を振り絞って前に出たところで、今野の左が決まってダウン。これが試合を決定づけた。うれしいランカー撃破の今野は8勝3KO2敗。パンチをもらいすぎた藤中は10勝6KO5敗2分。

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