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大竹秀典は“東洋の神秘” クイッグは池をイメージ

2014年11月22日 16時55分

 22日(日本時間23日未明)英国リバプールのエコーアリーナでゴングとなるWBA世界S・バンタム級タイトルマッチの計量が21日、現地で行われた。王者スコット・クイッグ(英)が121.6ポンド(55.15キロ)、挑戦者9位の大竹秀典(金子)が121.3ポンド(55.02キロ)でクリアした。

大竹秀典は東洋の神秘(ボクシングニュース)
あとは試合を待つだけのクイッグ(左)と大竹

 現地で大竹をサポートするローレン・グッドマン氏によると、計量は公開でファンが無料で入場できたが、人数制限があり、入れないファンがセキュリティーに殴りかかるハプニングも。そのような状況にあっても、大竹の振る舞いは常に冷静だった。大竹の情報が英国サイドに不足していることもあって、大竹の醸し出す雰囲気を、彼らは“東洋の神秘”と感じているという。

 さらに、チャンピオンが英国メディアに語ったところによると、大竹の情報の少ない中、クイッグ陣営は、04年に英国でマイケル・ブロディ―を倒し、WBCフェザー級タイトルを手にした韓国ファイターの池仁珍をイメージし、ファイター対策を重ねてきたとのことだ。大竹は計量後、市内にある日本食レストラン「悦」に向かった。

 レフェリーはハワード・フォスター(英)、ジャッジはデーブ・パリス(英)、ラウル・カイス(米)、デビッド・シング(パナマ)、スーパーバイザーはマイケル・マクアリーン(米)。

金子賢司マネジャー、大竹、金子健太郎会長

 また、メインのクルーザー級英国人対決は、ネイザン・クレバーリーとトニー・ベリューはともに199ポンド(90.26キロ)だった。ロンドン五輪スーパーヘビー級金メダリストのアンソニー・ジョシュア(英)が240ポンド(108.86キロ)、対戦相手のマイケル・スプロットは243ポンド(110.22キロ)。WBAバンタム級タイトルマッチ、王者ジェイミー・マクドネル(英)と挑戦者ハビエル・チャコン(アルゼンチン)もそろってリミットの117ポンド(53.07キロ)。Photo/Loren Goodman

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