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石田順裕が恒例のLA特訓、課題は手数とスタミナ

2014年11月27日 15時47分

 12月27日大阪で竹原虎辰(緑=日本ヘビー級2位)との一戦を控える同級1位の石田順裕(グリーンツダ)が今月17日から恒例のロサンゼルス・トレーニングに突入している。体に重量感が増し、一段とヘビー級らしくなった石田は「日本でウェート・トレーニングは十分やってきた。こちらでは実戦を積んでいく」と週3日(月、水、金)のスパーリングで鍛える。この日もロシア人のガサン・ジムバトフと熱のこもった6ラウンドの手合わせを行った。

石田順裕が恒例のロサンゼルス合宿(ボクシングニュース)
さらにヘビー級らしくなってきた石田(左)

 ジムバトフはまだアマチュアだが、すでに130戦のキャリアを誇り、元18歳以下の欧州ヘビー級チャンピオンの肩書きを持つ。オリンピック候補選手ということでもかなりの強豪だ。この日(26日=日本時間27日)石田で目立ったのは積極性。10キロ以上重いと思われる相手に手数を出して果敢に打撃戦を挑んだ。

 ヘビー転向3戦目となる石田は第1戦の藤本京太郎(角海老宝石)、9月のダビド・ラデフ(フランス)を振り返り、「後半、手数とスタミナが落ちた。今回の特訓でそれを克服したい」と反省の弁。現地のコーチ、岡辺大介氏のもと、ロードワークも平地だけでなく山地も走り、スタミナ対策を講じている。(三浦勝夫)

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