2014年12月9日火曜日

高山勝成vs大平剛がIBF・WBO同時王座決定戦に

 IBF世界ミニマム級王座決定戦、同級3位の高山勝成(仲里)と同級6位の大平剛(花形)は12月31日、大阪市のボディメーカーコロシアム(大阪府立体育会館)で行われるが、同時にこの試合がWBO同級王座決定戦となることがわかった。

 中出博啓トレーナーが10日、高山とともにスパーリングに訪れた近大ボクシング部で明らかにしたもので、WBOミニマム級王者のフランシスコ・ロドリゲス(メキシコ)が体重維持困難で王座を返上したため、IBFとWBOが協議して決めたという。これで、高山は日本人選手初の4団体王者実現への戦いとなった。

 8月のIBF・WBO王座統一戦でロドリゲスに敗れた高山は、おおみそかにIBFタイトル、来春にもWBOタイトル獲得を目指していた。WBOは今回のIBF王座決定戦でWBO1位の高山、同2位の大平が戦うため、同時にWBOタイトルもかけることを決定した。

 この日の練習前にWBOタイトルも決定戦になったと知らされたという高山は「2009年から世界で戦ってきたことを評価していただき、同時王座決定戦になったのだと思う。自分の道を突き進んできたかいがあった。このチャンスはプロのキャリアのすべてを出し尽くして、王座に返り咲き、4団体制覇を達成したい」と語った。

 高山は意気込み十分で、この日は近大部員ら5人と2ラウンドずつ計10ラウンドのロングスパーリング。大平対策でサウスポーも2人対戦してもらい、実戦並みに激しく打ち合った。ボディへの左フック、ストレートからしっかり踏み込んで、右ストレート、フックを打ち込んだ。学生たちの鋭い動きにもしっかりついていくフットワークも発揮。おおみそかに向け、本格的な練習開始となった。今後、ジムでの練習とともに近大で数回スパーリングをするという。

 今年の国体L・フライ級優勝で、来春近大に入部する大阪・興国高3年の峯佑輔も4人目で対戦。「パンチが伸びてくるので、必死にガードしました。すごくいい経験になった。また手合わせしていただけるので、技術を学んでいきたいです」と話していた。