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チュディノフが兄弟そろってWBA暫定王者に

2014年12月12日 17時44分

 WBAの暫定ベルトの増殖が相変わらず続いている。11日(日本時間12日)にはロシアとアメリカで決定戦が行われ、新たに2人の新チャンピオンが生まれた。

 モスクワで挙行されたS・ミドル級暫定王座決定戦は2位フェドール・チュディノフ(ロシア)が4位ベン・マックローチ(豪州)に2回KO勝ち。勇敢だがディフェンスに隙があるマックローチを追い込んだチュディノフが2回、右強打を浴びせると、豪州人はマットへ一直線。レフェリーが即ストップすると、マックローチは10分間も介抱を受けることになった。

 チュディノフ(12勝10KO無敗)は同じくWBAミドル級暫定王者ディミトリ・チュディノフの実弟。兄弟で暫定王者を占める珍しい事態となった。初黒星のマックローチは14勝11KO1敗。この階級には正規王者にカール・フロッチ(英)、スーパー王者にアンドレ・ウォード(米)が君臨している。

 一方、米カリフォルニア州テメキュラでは、前暫定王者ネオマール・セルメニョ(ベネズエラ)がタイトルをはく奪されたことで、2位オスカル・エスカンドン(コロンビア)と4位タイソン・ケーブ(カナダ)がS・バンタム級決定戦に出場。

 試合はサウスポーのケーブ、好戦的なスタイルのエスカンドンがペース争い。後半プレスを強めたエスカンドンがケーブを守勢に立たせて終了。公式スコアは1ジャッジが115-113でケーブを支持したが、他の2者は117-111、115-113でコロンビア人だった。

 メインでは元WBA世界S・ウェルター級王者オースティン・トラウト(米)がルイス・グレハダ(米)に7回TKO勝ち。トラウトのストップ勝ちは3年ぶりのことだった。

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