2014年12月20日土曜日

久保隼、世界ランカーを破り6戦全勝

 真正ジム主催の「リアルスピリッツVOL40」は19日、神戸市立体育館で開かれ、メインのS・バンタム級8回戦で、OPBF東洋太平洋S・バンタム級7位の久保隼(真正)がWBCバンタム級11位ルイス・メイ(メキシコ)を3-0判定で下した。久保は6戦全勝(4KO)でうれしい世界ランカー撃破。セミの58キロ8回戦は、横川聡也(堺東ミツキ)がOPBFフェザー級14位、日本同級13位の西岡斗輝矢(明石)に2回KO勝ちした。

 サウスポーの久保は身長、リーチとも優位で、右ジャブを多用して、メイの接近を阻む作戦。初回に足が引っかかったような不運なダウンを喫した。しかし、あわてることなく冷静にジャブを突いて距離を保った。2回には、久保の攻撃をかわそうとしたメイが足をもつれさせるようにしてダウン。慌ただしいスタートとなった。

 ここから試合はイーブンの形で進み、飛び込むメイに、ジャブとフットワークで久保がかわす展開。メイは頭が低く、5回にヘディングで減点。6回、むきになって出てくるメイに、狙いすました久保の左ストレートがカウンターで決まりダウンとなった。

 メイは7回にもヘディングで減点をとられて反撃ならず。久保は6回に奪ったダウンが利いて77-72、76-72×2で世界ランカーを破った。久保は「試合内容は悪く、反省ばかりですが、来年は小國以戴さんとやりたい」と日本S・バンタム級王者へ挑戦状を叩きつけた。

◇58キロ8回戦
横川聡也(堺東ミツキ)[KO2回2分12秒]西岡斗輝矢(明石)
 横川の積極的な攻撃が功を奏した。頭から突っ込む悪い癖がある横川だが、この日は重心を右足に置いて、しっかりと西岡の動きを見ながら、ジャブ、右ストレートを出した。西岡はスロースターター。横川の出方をうかがいながら、バックステップでリズムをつかもうとした。しかし、2回開始直後、西岡が接近したところに横川の右がヒットして、西岡がキャンバスに沈んだ。立ち上がった西岡に横川が襲いかかると2度目のダウン。なんとか立った西岡だが、コーナーで横川の乱打を浴びてKOが宣告された。