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村田諒太は2戦連続の判定勝ち

2014年12月30日 19時25分

 30日東京体育館にWBCミドル級9位の村田諒太(帝拳)が登場。ジェシー・ニックロウ(米)と162ポンド10回戦を行い、3-0判定勝ちを収めた。スコアは100-91、100-90×2。

村田諒太がデビュー6連勝(ボクシングニュース)
ニックロウを攻め立てる村田(右)

 村田のプロ6戦目の相手となったニックロウは、村田よりも5センチ以上背が低く、パワーも感じさせなかったが、ガードが高い上に上体の動きもやわらかく、初回にしてなかなか崩しにくい印象を与えた。村田もそのあたりを意識し、右ストレート、左フックをボディに打ちこみ、焦らずニックロウを崩していくボクシングを展開した。

 村田は2回から右フック、右ストレートを積極的に打ち込んでいった。ニックロウのガードの上からでもお構いなしに右を叩き込み、左ボディ打ちにつなげるなど、コンビネーションで攻撃を組み立てた。ニックロウは上体を振りながら、それなりに手数を出したが、村田はブロッキングで冷静に対処していった。

 村田が優勢を保ちながら試合は終盤へ。村田は6回にニックロウのバッティングを浴びて左目上部と左ほおをカット。村田は何度か連打を放って会場を沸かせ、最終回の連打ではムラタコールも起きたが、ノックアウトすることはできなかった。

 村田は「倒せなくて申し訳なかったけど、前回は4ラウンドでバテてしまったので、今回はどれだけ動けるかが重要だった。手数も出たので合格点かなと思う」とコメント。戦績を6勝4KO無敗とした。ニックロウは24勝8KO5敗3分。

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