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2014年12月30日火曜日

八重樫東 7回KO負け 3階級制覇ならず

 WBC世界L・フライ級王座決定戦は30日、東京体育館のセミファイナルで行われ、同級3位の八重樫東(大橋)は1位ペドロ・ゲバラ(メキシコ)に7回2分45秒KOで敗れ、3階級制覇はならなかった。決定戦は前王者井上尚弥(大橋)のタイトル返上によるもの。

 1階級落として3階級制覇を狙う前WBCフライ級王者の八重樫は、ワンツー主体のゲバラに対し、出入りのボクシングで試合を組み立てようとした。初回に左フックでゲバラのバランスを崩したが、少しやりにくそうにも見える。八重樫は思うように手数が伸びず、4回を終わっての採点は38-38、39-37×2でゲバラを支持した。ちなみに採点は4回終了後、39-37×2で八重樫とアナウンスされたが、5回終了後に訂正された。

 5回に前に出て反撃の狼煙を上げた八重樫。ここから盛り返すのがいつものパターンだが、6回には再びゲバラに攻勢を許してしまう。ゲバラとの相性なのか、ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)戦から3ヶ月あまりと試合間隔が短かった影響か、はたまた減量が厳しかった影響なのか。ピッチを上げることができず、簡単にロープを背負い、ゲバラのワンツーを浴びてしまう。

 迎えた7回、劣勢の八重樫がゲバラの左ボディブローを浴びると、一瞬の間を置いてキャンバスに崩れた。顔をしかめた八重樫は10カウントで立ち上がれなかった。まさかの幕切れに東京体育館が静まり返った。敗れた八重樫は20勝10KO5敗。2度目の世界挑戦で悲願達成のゲバラは24勝16KO1敗1分。