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内山高志が始動、海外トレーニングに意欲

2015年1月13日 18時29分

 大みそかにWBA世界S・フェザー級タイトルの9度目の防衛に成功した内山高志(ワタナベ)が13日、東京・五反田のジムで本格始動。練習前の記者会見では海外進出に意欲を見せた。

内山高志が始動(ボクシングニュース)
内山と同じ春日部出身の青島健太氏が激励

 3日からロードワークを始めたという内山は「拳も完全に回復して、すぐにスパーリングもできる。年齢もいっているので、あまり休むと体力が低下する」と早めの始動を説明。激しいミット打ちは相変わらずで、35歳とは思えない迫力だった。

 渡辺均会長によると10度目の防衛戦は5月ごろの予定。「5月までにやりたいことは?」と問われて、内山が挙げたのが海外トレーニングだ。「今年は海外でトレーニングするのもいいと思っている。海外の強い選手とスパーリングをしたい」。

 内山は昨年7月、サウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)とエリスランディ・ララ(キューバ)の試合を観戦するため渡米。その際にラスベガスのトップランクジムを訪問し、大いに刺激を受けたという。

「海外ですぐに試合ができるとは思わないが、一流選手がたくさんいる環境で練習すれば自分を高められると思う」。WBCチャンピオン三浦隆司(帝拳)との統一戦に加え、海外進出の期待も高まる内山。今年は飛躍の1年にする心意気だ。

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