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2011年4月12日火曜日

渡部念願のベルト 井上を5度倒し2冠 日本&東洋ウェルター級戦


 OPBF(東洋太平洋)と日本の2本のウェルター級ベルトを懸けた一戦は派手な打撃戦で王座交代--。11日夜後楽園ホールで行われたタイトル戦で、チャンピオンの井上庸(ヤマグチ土浦)に対し、同級2位の渡部あきのり(協栄)が初回左ショートで最初のダウンを奪うと、この回さらに1度、次の2回に3度と計5度のダウンを奪ってこの回分秒KO勝ち。自身4年ぶり2度目の挑戦で一挙に2タイトルを獲得した。井上は初防衛に失敗。
 これまで18勝11KOの井上と、21勝19KOの渡部と、強打者同士の対決だけに、早い決着が予想されたが、実際初回から振り合いとなった。共に打たれ強くはないが、渡部は経験を積んだ分まだ安定感があり、モロい井上を倒しまくった。井上も最後まで逆転を狙って振り回したが、2回のスリー・ノックダウン・ルールで万事休す。フィニッシュは渡部の右フックだった。
 15連続KOの日本タイ記録を保持する新チャンピオンは、同僚の加藤壮次郎が井上に奪われたタイトルを協栄ジムに奪還。「世界チャンピオンになるためにボクシングを始めた。重量級は無理といわれようが、これからも挑戦していきたい」とさらなる野望を訴えた。