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2015年2月7日土曜日

五十嵐俊幸が負傷判定勝ち、尾川堅一ワンパンチTKO

 元WBC世界フライ級王者の五十嵐俊幸(帝拳)が7日、東京・後楽園ホールの「ダイナミックグローブ」のメインに登場。116ポンド10回戦でエフライン・ペレス(メキシコ)に10回20秒負傷判定勝ちした。スコアは98-94×2、96-95。

 五十嵐は2013年暮れに左肩の手術をし、1年のブランクを作って復帰してからこれが2戦目。昨年9月の再起戦は負傷判定勝ちに終わっているだけに、試合前「できれば倒したい」と話していたが、メキシコ王者のキャリアを持つペレスはなかなかタフだった。

 身長とスピードで上回る五十嵐はフットワークを使って出入りのボクシング。背の低いペレスは距離を詰めたいが、五十嵐の動きについていけない印象だ。しかし「距離を取った戦いと、距離を詰めた戦いを使い分ける」をテーマとする五十嵐は、再三距離を詰めて打撃戦を展開した。

 五十嵐はカウンターの左を何度も決め、パンチの精度で上回るが、接近戦ではペレスが手数で上回り、被弾する場面もあって見栄えはイマイチ。五十嵐は6回にパンチで右目上部をカットしてしまう。それでも7回から足を使う量を増やしてペレスの反撃を許さない。五十嵐は9回にバッティングで右目上部をさらにカットし、これが原因で試合は終わった。

「チャンスがきたら必ず(世界を)獲りたい」と話した五十嵐は20勝11KO2敗1分。ペレスは17勝12KO6敗。

◇S・ウェルター級8回戦
清水優人(木更津グリーンベイ)[TKO7回終了]下川原雄大(角海老宝石)
 日本S・ウェルター級3位の下川原は昨年8月のOPBF同級王座決定戦で沼田康司に敗れて以来の再起戦。序盤から仕掛けていったが、長身の日本同級10位清水の右に苦しめられた。清水は手数こそ少なかったが、正確な右で下川原の左目にダメージを与えた。視界の悪くなった下川原は徐々に被弾が増え、試合は完全に清水ペース。清水が7回に右から返しの左フックでダウンを奪うと、7回終了時に下川原陣営が棄権を申し出た。清水は9勝3KO2敗2分。下川原は19勝6KO10敗3分。

◇S・フェザー級8回戦
尾川堅一(帝拳)[TKO3回51秒]中野和也(花形)
 日本S・フェザー級10位の尾川とサウスポー中野の強打者対決。中野は右を小刻みに散らしながら尾川をかく乱。互いに慎重な初回をへて、2回には中野が左ストレートを巧打し、尾川も強烈な右を打ち下ろすなど、リングに緊張感が漂った。セコンドから「外側にまわりこめば当たる」との指示を得た尾川は3回、左に回り込みなが右ストレートを一閃。中野が背中からキャンバスに叩きつけられ、主審はノーカウントでストップした。「今年は日本タイトルをやりたい」とアピールした尾川は14勝12KO1敗。中野は8勝7KO4敗。