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井岡一翔、3階級制覇へ 4.22レベコに挑戦

2015年3月2日 22時31分

 3階級制覇を目指す井岡一翔(25=井岡)が挑戦するWBA世界フライ級タイトルマッチ12回戦が4月22日、大阪市のボディメーカーコロシアム(大阪府立体育会館)で行われることが決まった。2日、井岡ジムの井岡一法会長が発表した。正規王者フアン・カルロス・レベコ(31=アルゼンチン)は35勝19KO1敗の強豪で、9度目の防衛戦となるが、一翔は「3階級制覇は井岡家の悲願。必ず王座に返り咲きます」と必勝宣言した。

井岡一翔の3階級制覇再挑戦が決定(ボクシングニュース)
再チャレンジに準備万端の井岡

 フライ級に転向した一翔は昨年5月、IBF王者アムナット・ルエンロエン(タイ)に挑んだが、動きが速く、巧みなクリンチワークなど老かいなアムナットをとらえきれず、プロ15戦目で初黒星を喫し、3階級制覇を逃した。この後、ノンタイトル戦を2試合消化、連勝してフライ級での戦いに自信をつけてきている。ジムでは早くからレベコをターゲットに絞って、交渉を続けてきた。

 発表記者会見で一翔の父、井岡会長は「レベコはボクサーとしてすべてに一流だと思う。アムナットとは違い、打ち合ってくる。一翔とかみ合う試合になり、KO決着になると思う。感動する歴史に残る試合で3階級制覇を成し遂げたい」と語り、現役時代3階級王者を目指したものの、達成できなかった一翔の叔父、井岡弘樹・西日本ボクシング協会会長は「初の敗戦から、一翔はやる気が出て、強い気持ちで試合や練習を重ねている。必ず僕の夢を実現してくれるはずだ」と期待を寄せた。

 一翔は「ボクシングを始めた時から、3階級王者になりたいと思ってきた。レベコはバランスのいい選手だと思うが、怖さはない。しっかり練習して、実力の差を見せ付ける試合をして、必ず3階級制覇します」ときっぱり。3日から和歌山・白浜で3日間走り込み、7日には近大ボクシング部でスパーリングを行う予定。陣営では「仮想レベコ」として昨年9月に対戦したパブロ・カリージョ(コロンビア)を招き、15日から1ヶ月近くスパーリングに集中。一翔は相手との間合いの取り方や左右の動きをより鍛え、スピードあふれるボクシングスタイルの確立を目指す。

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