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2015年3月5日木曜日

元日本バンタム級王者、大場浩平が引退式

 真正ジムの「REAL SPRITS42」が4日、神戸市中央体育館で開かれ、第63、67代日本バンタム級王チャンピオン大場浩平(30=真正)の引退式が行われた。リングに上がり、華麗なシャドーボクシングを披露した大場は「この体育館は一番思い出深い会場。まずお客さんにお礼を言いたいし、真正ジムの山下会長、妻にありがとうと言いたい」とあいさつした。同門の元世界2階級王者の長谷川穂積(34)が花束を手渡し、第二の人生の門出を祝った。

 名古屋の大一スペースKジムからデビューし、低いガードで構え、カウンターパンチを放つメイウェザーをほうふつさせるスタイルで頭角を現した大場は、2010年、マルコム・ツニャカオ(真正)が持つ東洋太平洋バンタム級タイトルに挑戦したが初黒星を喫した。その後山下会長に誘われて真正ジムに移籍した。世界にあと一歩まで迫ったが、IBF世界バンタム級指名挑戦者決定戦でTKO負けした。名古屋に帰り、会社員をするという。戦績は40戦36勝(14KO)3敗1分。

 メインのライト級8回戦は日本同級5位、鈴木悠平(25=真正)が大浦純生(27=泉北)を寄せ付けず、3回2分12秒TKO勝ちを飾った。セミのフライ級8回戦は杦本健太(23=明石)が日本同級8位、久田哲也(30=ハラダ)を手数で押し切った。

◇ライト級8回戦
鈴木悠平(真正)[TKO3回2分12秒]大浦純生(泉北)
 鈴木のパワーが全開した。鋭いジャブで距離を測り、2回右ストレートを打ち込んでダウンを奪い、立ち上がった大浦を再び右パンチでダウンさせた。大浦も必死で防戦、右フックなどでこの窮地をしのいだ。しかし、3回に鈴木は大浦を追い詰め、打ち合いで右ストレートを打ち抜くと、主審はためらわず試合をストップした。「前回の試合の内容が悪かったので、自分のボクシングを見直して練習した。大浦選手は気持ちが強く、打ち合ってきたのでいい試合ができた」と鈴木は敗者もたたえた。

◇フライ級8回戦
杦本健太(明石)[2-1(79-75、77-76、76-77)]久田哲也(ハラダ)
 杦本が開始から打ちまくった。久田をコーナーに追い込み、ガードの上からでもお構いなしに乱打。久田は守勢に回るものの杦本の打ち終わりにアッパーを突き上げ、ボディフックをヒットした。しかし、杦本のラッシュは止まらない。久田のセコンドからはロープから離れろとの指示が再三飛ぶが、久田は中間距離での戦いが最後までできなかった。杦本は気迫でランカーを破った。

◇バンタム級8回戦
川端遼太郎(真正)[KO4回2分49秒]若松竜太(勝又)
 川端はスピードがあった。ジャブからのワンツーで立ち上がりから若松の接近を阻んだ。3回、川端は右ショートを決め、スタンディングダウンを奪った。4回、川端のスピードが乗った右ストレートが当たり、若松がダウン。立ち上がったところの再度右でダウンさせた。なんとか立った若松に川端がまたも右パンチを浴びせたところで、試合が止まった。