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2015年3月17日火曜日

土居コロニータ伸久、KO負けで37歳定年へ

 東京・後楽園ホールで17日「エキサイトボクシング」が開催され、メインのS・バンタム級8回戦は、日本同級5位の土居コロニータ伸久(ヨネクラ)がOPBFバンタム級11位アリー・ラウレル(フィリピン)に3回1分15秒KO負けを喫した。

 土居はフェイントを駆使してラウレルに迫った。スッと距離を詰めてボディを連打するなどして攻勢をアピールする。土居よりひと回り小さいサウスポーのラウレルは鋭いジャブと左、いきいきした動きが印象的だ。

 比国の23歳は2回、左フックを振り抜くと土居はフラリ、さらに左で追撃すると尻からキャンバスへ転がった。土居は何とか立ち上がったが、さらに左フック、最後は右フックで計3度のダウンを喫してKO負けとなった。

 5月に37歳の誕生日を迎える土居はWBOバンタム級10位のラウレル撃破で世界ランク入り、そして現役続行を狙ったが願いは叶わなかった(この日までの最新ランキングでラウレルは圏外)。リング上で「いい20年間をありがとうございました」とファンに感謝の言葉を述べた土居は29勝11KO15敗8分。スピードとテクニックに秀でながら最後まで打たれ脆さに泣いた。ラウレルは13勝9KO3敗。

◇65.5キロ8回戦
クウエ・ピーター(KG大和)[3-0(76-75、77-74、78-74)]田中亮治(ヨネクラ)
 日本S・ライト級8位ピーターのパワフルなアタックが有効だった。日本ウェルター級9位の田中はホールディングが多く、ピーターはそれを強引に振りほどいてパンチを出していく。劣勢の田中は後半に巻き返しを図り、7回に左フックを決めてピーターをキャンバスへ。ここで田中の猛攻をしのいだピーターは、最終回に持ち直して逃げ切った。荒れ気味の試合を制したピーターは7勝3KO5敗2分。田中は8勝2KO3敗1分。

◇S・フェザー級8回戦
渡邊卓也(青木)[3-0(80-72×3)]サン・サックナロン(タイ)
 日本フェザー級4位の渡邊は長いジャブで小柄なサンをコントロール。中盤から仕留めようと攻勢を強めたが、逃げ回るサンを捕まえきれなかった。渡邊は24勝11KO5敗1分。

◇フェザー級8回戦
溜田剛士(ヨネクラ)[TKO1回2分20秒]大橋健典(角海老宝石)
 パンチに自信のある両者はともにスタートから思い切りよく手を出した。ラウンド終盤、炸裂したのは溜田の鮮やかな右カウンター。大橋がグニャリと崩れ落ち、主審はノーカウントでストップした。溜田は11勝9KO1敗2分。大橋は11勝7KO4敗1分。

◇80.0キロ8回戦
松本晋太郎(ヨネクラ)[3-0(79-74、79-72、80-73)]コンパヤック・シットアジャーンコム(タイ)
 2013年に連敗を喫して試合から遠ざかっていた松本は1年3ヶ月ぶりのリング。2回に左フックを決めてダウンを奪ったが、ここからタイ人が踏ん張った。松本は後半に入るとパンチを被弾するシーンもあり、8回にはコンパヤックの有効打で左目尻をカットした。それでも13年12月、空位のOPBF・S・ミドル級王座決定戦で清田祐三(フラッシュ赤羽)に敗れて以来の試合に勝利した松本は11勝8KO4敗。

◇フェザー級6回戦
草野慎悟(ヨネクラ)[2-0(57-57、58-57×2)]阿部麗也(KG大和)
 13年東日本フェザー級新人王の草野と14年同級全日本新人王の阿部によるサウスポー対決。草野は阿部のスピードに手を焼きながら、積極的に攻めて接戦を制した。草野は9勝4KO4敗1分。阿部は8勝4KO1敗。