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竹原虎辰、195cmウクライナ人にTKO勝ち

2015年3月24日 21時48分

 日本ヘビー級2位の竹原虎辰(緑=104.4キロ)が24日、東京・後楽園ホールの「ザ・グレイテスト・ボクシング」のメインに登場。195センチのオレクサンドル・ネステレンコ(ウクライナ=108キロ)に3回終了TKO勝ちした。

竹原がウクライナ人にTKO勝ち(ボクシングニュース)
ネステレンコに右を打ち込む竹原(右)

 身長の割に射程距離の短いネステレンコに対し、竹原は距離を詰めて左フックなどをヒット。3回はボディ攻撃、右フックでウクライナ人を攻め立てた。ガス欠気味に見えたネステレンコはインターバルで棄権を申し出た。陣営によると「右拳を痛めた」とのこと。竹原は11勝5KO11敗3分。ネステレンコは9勝4KO4敗。

苦しみながらも勝利の松山(右)

◇S・ライト級8回戦
松山和樹(山上)[3-0(77-76、78-76、78-75)]合田剛士(草加有沢)
 前戦で小竹雅元(三迫)を下し日本S・ライト級6位につける松山が2013年に敗れている合田と再戦。長身の松山は距離を取って右カウンター、コンビネーションを決めるが、前に出る合田は松山にロープを背負わせ、左フックをヒットする場面もあり息が抜けない。試合はもつれ、終盤は打撃戦。タフな合田に決定打を許さなかった松山に軍配が上がった。松山は11勝5KO5敗。合田は7勝2KO4敗1分。

◇バンタム級8回戦
中川とん虎(角海老宝石)[TKO7回2分37秒]長井一(ワタナベ)
 2012年12月の対戦で中川に判定負けしている長井が先制。初回に左フックでダウンを奪い、猛攻を仕掛けるもフィニッシュならず。中川は2回からジリジリとプレスを強め、スピード勝負の長井を徐々に追い込む。5回には左フックで長井がダウン。長井はここから手数を出して抵抗したが、被弾が増して7回にストップ。中川は13勝5KO6敗2分。元日本ランカーの長井は11勝2KO7敗2分。

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