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和氣慎吾がIBF挑戦者決定戦、6.10後楽園

2015年4月6日 16時05分

 OPBF東洋太平洋S・バンタム級王者でIBF同級6位の和氣慎吾(27=古口)が6月10日、東京・後楽園ホールでIBF同級指名挑戦者決定戦に出場することになった。相手は3位マイク・タワッチャイ(タイ)。東京・板橋区のジムで6日発表した。

和氣慎吾がIBF挑戦者決定戦に出場(ボクシングニュース)
笑顔で報道陣の取材に応じる和氣
 2月のOPBF防衛戦に初回KO勝ちし、V5を達成した和氣にうれしいニュースが舞い込んだ。世界戦を熱望してきたサウスポーは「いよいよ来たという感じ。これにきっちり勝って世界戦につなげたい」と意気込みを語った。

 18勝11KO4敗1分の和氣に対し、マイクは32勝21KO7敗1分の29歳。日本では8戦して1勝7敗と相性が悪く、2012年には亀田大毅に10回判定負けしている。しかしその後は9連勝。古口哲会長は「そのころとは違うと思う。やってみないとわからない」と気持ちを引き締めた。

 和氣は「背の低い選手でやりずらさがあるかもしれないが、圧倒的に勝ちたい。前半なり、後半なりに倒して次につなげたい」と圧勝を宣言。20勝14KO無敗の正規王者カール・フランプトン(英)にも話は及び「自分の距離で戦えば十分いけると思う。全勝でKO率も高い選手だが、怖さはない。やりたいという気持ちでいっぱい」と語った。

 プロモーターの協栄ジム金平桂一郎は、挑戦者決定戦に勝利し、秋に世界戦というプランを描く。国内開催が第一希望だが、和氣は「日本でもイギリスでもどちらでも構わない。世界王者は4人もいらないので、タイトルを獲ったらS・バンタム級唯一のチャンピオンになりたい」とどこまでも力強かった。

 6月10日の興行はこのIBF挑戦者決定戦のほか、大みそかにギジェルモ・リゴンドウ(キューバ)に挑戦して敗れて天笠尚(山上)が再起戦を行う。

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