メイvsパック、一般チケット500枚は1分で完売
2015年4月24日 15時25分
2015年4月24日 12時36分
22日の大阪府立体育会館で、井岡一翔(井岡)に0-2判定負けでWBAフライ級タイトルの9度目の防衛に失敗したアルゼンチン人フアン・カルロス・レベコに対し、母国メディアは「論議を呼ぶスコア」と前王者を擁護している。
「ラ・ナシオン」紙は「このスポーツで発生したもう一つのホームタウン・デシジョン」と断定。そして「ボクシングはプレッシャーのスポーツ。不幸にアルゼンチン選手は裁定が下る瞬間、ボクシングの有名な法則の犠牲になった」と報道じた。
レベコのマネジャーのオスワルド・リベロがパナマのWBA本部に抗議すると伝える。もっとも同紙のスコアは115-113でレベコと論調の割には接近。2回に井岡がレベコをグラつかせた場面や、8回の連打による攻勢、終盤2回に挑戦者が締めくくった攻防など、井岡のいい場面も評価している。
同じく同国の代表的な一般紙「クラリン」紙も「ボクシングはプレッシャーのスポーツ。(パンチの)的確さを競うものではない」とレベコ寄りの記述。「現場にいたすべての日本人も井岡がレベコからタイトルを奪ったとは見なかった」とは事実とかなり異なる強引な記述だが、「レベコのボディ攻撃が距離を置く井岡のフットワークを上回った」と続けた。それでも同紙のスコアは114-114のドロー。こちらも記事の論調ほどレベコに分があった試合とは見ていない。
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