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メイウェザー9月で引退か、パッキャオは右肩負傷

2015年5月3日 17時54分

 フロイド・メイウェザー(米)の判定勝ちに終わった米ラスベガスの世界ウェルター級タイトルマッチ。メイウェザーは試合後、9月の試合を自身のラストファイトにすると明言。敗れたマニー・パッキャオ(フィリピン)は右肩を負傷していた事実を明かした。

健闘をたたえあうパッキャオとメイウェザー

 無敗記録を48に伸ばしたメイウェザーは「彼が前に出てくるのはわかっていたし、彼が取ったラウンドもいくつかあった。ただし私は常に距離を取り続けた。たとえコーナーに追い詰められたときでもあまりパンチをもらわなかった」と試合についてコメントした。

 現地の報道によると、メイウェザーが435発のパンチを打って、的中したパンチは148発(的中率34%)。パッキャオは429発のうち的中は81発(同19%)。パッキャオはキャリアで最低の的中率に終わっただけでなく、パンチの数でもメイウェザーを下回り、メイウェザーがディフェンス・マスターぶりを大いに発揮したことが数字で示された。

 また、メイウェザーは「もう40歳も近いし、このスポーツを長くやってきて、18年間もチャンピオンをやっている。次は9月に試合をする。それが最後の試合だ」と語り、伝説のヘビー級王者ロッキー・マルシアノと並ぶ49戦全勝という記録を手土産に引退する意向を示した。9月の試合開催を含めて額面通りに受け取れるかは微妙だが、メイウェザーはショータイムと6試合の高額契約を結んでおり、次戦がその6試合目となっているのは確かだ。

 一方のパッキャオは「私は勝ったと思っている。彼は何もしていない。私は多くのパンチを打ちながら何度も彼をつかまえた。ダメージもない。スコアにはびっくりしている」と話した。また、試合の3週間前に右肩を負傷し、試合の延期を考えた事実も明かした。肩の状態は1週間ほど前から快方に向かったというが、試合の3ラウンドあたりから再び痛み始めたという。今後については「ゆっくり休む」とだけ話した。Photo/SHOWTIME

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