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タイ勢が公開練習、内山高志&田口良一に挑戦

2015年5月3日 18時37分

 5月6日の東京・大田区総合体育館でWBA世界S・フェザー級王者の内山高志(ワタナベ)、WBA世界L・フライ級王者の田口良一(ワタナベ)に挑む、ジョムトーン・チューワッタナとクワンタイ・シスモーゼンのタイ2選手が3日、東京・五反田のワタナベジムで練習を公開した。

内山と田口に挑戦のタイ勢が公開練習(ボクシングニュース)
軽めのスパーリングを披露したジョムトーン(右)

 内山に挑戦するジョムトーンは「最近の内山の試合を見たところ、それほど恐れを感じない。金子(大樹=横浜光)と内山を比べると、映像を見る限り大きな差はない」と、2013年の年末に敗れながらも内山からダウンを奪い、ジョムトーンが今年1月に対戦して勝利している金子を引き合いに出し「内山恐るに足らず」を強調した。

 プロ戦績が9戦(9勝4KO無敗)と少ないジョムトーンは、ムエタイの実力者で、ムエタイ中心の格闘技キャリアを送る。今回も3月7日に中国で開かれたトーナメント戦で優勝し、それからボクシングに専念して6日の試合に挑む。普段は重い体重でムエタイに出場しているため、まずは減量が最初の関門になる。「減量が大変だ。12キロ落とす」と本人も正直に打ち明けたが、今回は初の世界挑戦ということで、この日で残り1キロとのこと。「3月の試合のあとはずっとボクシングの練習をしてきた。自信は80%ということにしておきましょう」とほおのこけた顔で語った。

ミット打ちで力強いパンチを打ち込むクワンタイ

 田口に挑戦するクワンタイは元WBA世界ミニマム級王者。王座陥落後の2013年9月にWBA世界L・フライ級王者だった井岡一翔(井岡)に挑戦して7回KO負け。世界挑戦はそれ以来で、日本での試合もこれが2度目となる。

 練習前に記者会見したクワンタイは「井岡戦は初来日で緊張していた部分があったが、今回は2度目なのでそういうことはない。気分的に勝てる感じがしている」と根拠は示さないで自らの勝利を宣言した。

 田口については「スピードはタグチがあると思う。でもパンチ力は自分が上。右ストレートには警戒したいが、ファイタータイプで前に出てきてくれる選手なのでやりやすい」と分析。「田口が前回の世界挑戦したときのような試合(昨年末のアルベルト・ロセル戦)をしてくれたら打ち合いになって面白い。私のほうがパンチ力があるから、80%の確率でKO勝ちできると思う」とKOを予告した。

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