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リオ五輪に暗雲 清水聡にAIBAが年間資格停止処分

2015年5月15日 0時07分

清水聡が資格停止処分(ボクシングニュース)
困惑の清水聡
 2012年のロンドン五輪バンタム級銅メダリスト、清水聡(ミキハウス・29歳)に対し、AIBA(国際ボクシング協会)が「1年間の資格停止」という厳重処分を科していたことが分かった。昨年AIBA傘下のプロ組織、APB(AIBAプロフェッショナルボクシング)と契約しながら、試合に出なかったことを処分理由としている。

 来年のリオ五輪を目指す清水は、出場権獲得に有利なAPBへの参戦を表明。公務員である自衛隊体育学校を除隊したが、ロンドン五輪後長期間実戦から遠ざかったため、10月スタートのAPBの試合でバンタムに落とすのは無理と見送った。この間の事情を、日本連盟を通じてAIBAに伝えていたというが、AIBAはこれを認めず、懲罰委員会にかけた上、清水のサスペンド(資格停止)を決めた。4月22日付で日連にも処分を通告してきている。

 資格停止期間は昨年11月21日から12ヵ月としており、この通りだと、清水はAPBの試合はもちろん、事実上の五輪選考大会である今年10月にドーハで開催される世界選手権大会にも出場できないことになる。アジアの最終予選(来年3月)には間に合うが、北京、ロンドンと2大会の五輪に出場した清水にとって、3大会目はきわめて「狭き門」になったことはいなめない。きょう15日発売のボクシング・ビート6月号で詳細なリポート=写真=を掲載。

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