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和氣慎吾の標的フランプトン、米国で防衛戦

2015年6月10日 13時46分

コブリータJr(左)とフランプトン
 IBF世界S・バンタム級王者カール・フランプトン(英)が7月18日、米テキサス州エルパソのドン・ハスキンス・コンベンションセンターで2度目の防衛戦に臨むことになった。一方きょう10日、東京・後楽園ホールでは、同王座への指名挑戦権をかけて和氣慎吾(古口)とマイク・タワッチャイ(タイ)が挑戦者決定戦を行う。

 勢力を拡大する代理人アル・ヘイモン氏と契約したフランプトンの米国デビュー戦が決まった。試合はヘイモン氏らが展開するプレミア・ボクシング・チャンピオンズ(PBC)に組み込まれ、全米に中継される予定。フランプトンは「アメリカでも知名度を上げたい」と意気込んでいる。

 挑戦者に選ばれたのはアレハンドロ・ゴンサレスJr(メキシコ)。元世界王者アレハンドロ“コブリータ”ゴンサレスの息子で、これまでの戦績は25勝15KO1敗2分。22歳のホープは昨年プロ初黒星を喫したがその後3連勝をマーク。初の世界挑戦でフランプトン(20勝14KO無敗)にどこまで食い下がれるか。

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