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大森&徳永が記者会見、9.16京都ダブル日本王座戦

2015年6月11日 0時40分

 4月にベルトを獲得した京都・ウォズジム所属の日本バンタム級王者、大森翔平(22)、日本ライト級王者、徳永幸大(25)が9月16日、島津アリーナ京都(京都府立体育館)でそろって初防衛戦を行うことになり、10日、同ジムで挑戦者も同席して記者会見が行われた。京都でダブル日本王座戦が行われるのは初めて。

京都ダブル日本タイトルマッチ記者会見(ボクシングニュース)
京都決戦に出陣の左から徳永、大森、向井、鈴木

 大森の対戦相手はバンタム級6位、向井寛史(29=六島)。サウスポー対決となる2人はWBC世界バンタム級王者、山中慎介(帝拳)、五輪金メダリストでWBCミドル級6位、村田諒太(帝拳)が育った南京都高校(現京都廣学館高校)出身。大森と向井は7歳差があるが、日大時代の向井が母校に来た際に大森を指導したことがあり、村田は大森の動きを見て「向井2世」と評したことも。

「南京都対決」として注目されるが、大森は「お互いに勝ちたいと臨む試合。南京都のボクシングで最高の試合をしたい」と語り、タイで2度世界挑戦(暫定戦1試合)の経験がある向井は「南京都で武元監督(故人)に基本をみっちり鍛えていただき、培った力を発揮して、先輩の意地で強いところを見せたい」とベルト奪取に意欲十分。

 徳永はライト級1位の鈴木悠平(25=真正)と対戦する。2人はこれまでスパーリングを何度もしたことがあり、プロでは先輩の鈴木がお互い強くなったら必ず試合をしようと約束していたそうだ。徳永は「これまで2回負けているが、どちらも1ラウンドにパンチをもらってKOされている。1回を切り抜けさえすれば、安心して見ていただけるし、カウンターでKO勝ちしたい」と初防衛に向けて抱負を語り、鈴木は「アマチュア出身の王者が多いですが、僕も徳永選手もアマ出身ではない。プロらしいKO狙いのいい試合をしたい。1ラウンドKO目指します」と3回目のタイトル挑戦に意欲あふれたコメント。

 ダブル王座戦は大森-向井がメインとなり、相手未定だが女子の小澤瑶生(フュチュール)と川端遼太郎(真正)の試合も組まれている。

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