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六車と戦った“ディナミタ”エストラーダ殺害される

2015年6月23日 11時39分

エストラーダ
 元WBA世界S・バンタム級王者フアン・ホセ“ディナミタ”エストラーダ(メキシコ)が21日午前2時半ごろ、居住するメキシコ・ティファナでナイフで刺され、収容された病院で死亡した。51歳だった。

 エスト紙やスペイン語TVテレムンドなどの報道によると、エストラーダは自宅の同居人と思われる男2人と口論になり、顔と腹部を4ヵ所刺され、自宅近くの薬局の前で倒れているところを発見された。容疑者はドラッグ常用者で、エストラーダ自身もドラッグ使用と売買でこれまで10回近く逮捕歴があるという。事件が起きた地域も町のドラッグ中毒者が多い悪名高い場所だった。

 エストラーダは88年5月、ベルナルド・ペニャンゴ(ベネズエラ)に判定勝ちでWBA王座獲得。ティファナ出身の初の世界チャンピオンに輝いた。同年10月、初防衛戦で2階級制覇を目指す六車卓也と大阪で対戦。激戦の末、エストラーダが11回TKO勝ち。3度防衛を果たした後、89年12月ヘスス・サルード(フィリピン)に失格負けで無冠に。94年5月の試合を最後に引退した。無冠時代には田中小兵太とも対戦している。終身戦績は36勝30KO11敗。

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