0120_excite_650x150

0120_excite_650x150

2015年7月17日金曜日

粉川拓也3-0判定勝ち、日本F級王座返り咲き

 日本フライ級王座決定戦が17日、東京・後楽園ホールで行われ、同級1位の粉川拓也(宮田)が2位の斎藤洋輝(ワタナベ)に3-0判定勝ち。スコアは97-93、98-92×2。粉川は2013年12月に村中優(フラッシュ赤羽)に敗れて王座陥落。返り咲きに成功した。決定戦は村中のタイトルはく奪(体重超過)によるもの。

 OPBFと日本のベルトを巻き、世界挑戦経験もある粉川と、アマ60戦のキャリアを持つ斎藤の一戦。正統派の佐藤はこの日もジャブ主体のボクシングでまずまずのスタート。2回には右ストレートで粉川をグラつかせた。しかしキャリアで勝る粉川はコンビネーションをまとめたかと思えば、フットワークを使っていきなりアッパーを打ち込んむなど多彩な攻撃を披露。ペースを引き寄せると、次々に右をヒットさせ、4回には斎藤の左目上部を切り裂いた。

 5回を終えての採点は48-47、49-46×2で粉川。劣勢の斎藤は懸命に前に出てワンツーを打ち込んでいった。右が粉川の顔面をとらえるシーンもあるが、ヒットの数では粉川の右やカウンターが大きく上回る。敗色濃厚の斎藤は最終回にワンツーを決めて好機を作ったが、逆転はならなかった。王座返り咲きの粉川は24勝13KO4敗。タイトル初挑戦失敗の斎藤は9勝5KO5敗。

◇S・フェザー級8回戦
江藤伸悟(白井・具志堅S)[3-0(76-75、78-74、78-73)]エドガルド・ガベハン(フィリピン)
 OPBF・S・フェザー級12位の江藤は同3位ガベハンとの身長差を生かしてジャブ主体の攻撃。しかし2回にガベハンが体ごとワイルドにパンチを振ってくるとボクシングが乱れた。江藤は思い切り突っ込んでくるガベハンに手を焼き、パンチを被弾するシーンも。クリンチも多く見せ場はなかったが判定勝ち。江藤は17勝9KO3敗1分。日本で3試合とも判定負けのガベハンは27勝9KO32敗6分。

◇54.0キロ8回戦
坂本英生(フジタ)[引き分け1-0(77-74、76-76×2)]勅使河原弘晶(輪島功一S)
 日本バンタム級4位の坂本は2回に勅使河原の左アッパーを食らってヒザをつくダウン。3回からは右を決める坂本、動きながら左フックやアッパーを決める勅使河原という構図で互いに譲らない。ともに決定打は出ず、ジャッジ2人がドロー採点。坂本は16勝5KO1敗3分。勅使河原は9勝4KO1敗2分。

◇54.5キロ8回戦
田村亮一(古口)[2-1(77-76×2、76-77)]鈴木悠介(八王子中屋)
 日本S・フライ級7位のサウスポー鈴木に対し、田村は2回に右ストレートをクリーンヒットして好機を作り、3回にも猛攻を見せる。ペースをつかめない鈴木は4回に左フックを決めて反撃。鈴木は前に出る圧力を強めたが、田村は断続的に右をヒットさせて応戦。最後まで鈴木に思うようなボクシングをさせなかった。ランカー撃破の田村は4勝1KO2敗1分。鈴木は6勝4KO2敗。