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コバレフが圧巻の3回KO勝ち、3団体L・ヘビー級戦

2015年7月26日 12時46分

 世界L・ヘビー級統一王者セルゲイ“クラッシャー”コバレフ(ロシア)が25日(日本時間26日)、米ラスベガスのマンダレイベイ・リゾート&カジノで防衛戦を行い、挑戦者ナジブ・モハメディ(フランス)に3回2分38秒KO勝ち。保持するWBO、IBF、WBAスーパータイトルの防衛に成功した。

モハメディに襲い掛かるコバレフ

 モハメディはガードを高く上げ、上体を振って王者に立ち向かったが、実力差は明らかだった。コバレフは初回から鋭いジャブを上下に打ち分け、ボディへ打ち込む右ストレートも効果的。あっという間に挑戦者を守勢に回らせると、2回に右ストレートを打ち込み、下がった挑戦者がクリンチで逃れようとしたところに右フックを叩き込んで最初のダウンを奪った。

 モハメディは何とか粘ろうとしたが、3回にコバレフの右ストレート、フォローの左を食らうと再びキャンバスに突き落とされる。何とか立ち上がったが、ダメージは大きく、10カウントとなった。コバレフは28勝25KO1分。2度目の世界挑戦失敗のモハメディは39勝24KO4敗。

 セミで行われたL・ヘビー級10回戦は、前戦でコバレフへの挑戦に失敗した元世界王者ジャン・パスカル(カナダ)がユニエスキ・ゴンサレス(キューバ)に3-0判定勝ち。ジャッジ3者とも96-94の小差でパスカルを支持した。パスカルは何度か効果的な攻撃を見せたものの、手数と積極性で上回っていたのはゴンサレス。キューバ人は判定を聞いて泣き崩れた。Photo/SUMIO YAMADA

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